王根華総領事を迎えて開催した

　　　　異文化理解と地域社会の未来 ― 持続可能な共生を考えるシンポジウム

2025年10月12日、富士大学 崔粛京教授の主催のもと、大学院経済・経営システム研究科および附属地域経済文化研究所の共催により、シンポジウム「異文化理解と地域社会の未来 ― 持続可能な共生を考える」を開催した。

本シンポジウムは、東アジアにおける多文化共生社会の在り方を主題とし、異文化理解を基盤とした地域社会の持続可能な発展について多角的に検討することを目的として実施された。

基調講演として、中国駐札幌総領事館の王根華総領事を特別講師に迎え、「中国における地域均衡発展戦略」と題する講演が行われ、中国の地域間格差是正政策や経済発展の現状と課題について示唆に富む報告がなされた。

さらに、大学院教員による基調講演およびパネルディスカッションを通じ、東アジア地域を中心とする経済・社会の多様な動向について議論が行われた。主な報告テーマは以下のとおりである。

• 「アジアにおける経済発展の多様性と動態 ― 中国の急成長、日本の成熟経済、ASEANの新興力を比較して」

• 「共生、共感と持続可能な経済・経営」

• 「支える技術・支える社会 ― 東アジアにおける福祉工学の展開と文化的背景」

• 「持続可能な多文化共生の構築に向けて ― 外国人住民からの考察」

各報告後には、参加者との質疑応答および意見交換が活発に行われ、共生社会の実現に向けた課題認識と今後の方向性について理解を深める機会となった。

本シンポジウムは、大学院および附属研究所における教育・研究活動の成果を広く共有するとともに、地域社会における多文化共生の可能性や持続可能な社会構築に関する知見を深化させる有意義な場となった。

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2025年10月12日，在富士大学崔粛京教授主持下，由研究生院经济·经营系统研究科与附属地区经济文化研究所共同主办的“跨文化理解与地区社会的未来——可持续共生问题研讨会”如期举行。

本次研讨会以东亚地区多文化共生社会建设为主题，围绕跨文化理解在促进地区社会可持续发展中的重要作用，系统探讨了区域经济、社会发展与共生机制等相关问题。

研讨会期间，中国驻札幌总领事馆王根华总领事应邀出席并发表重要基调讲话。王总领事以《中国的区域均衡发展战略》为题，全面阐述了中国在推动区域协调发展、促进共同富裕方面的总体战略部署和政策实践，深入介绍了中国在缩小地区发展差距、优化区域经济结构等方面取得的积极成效，并就当前国际与区域发展形势下中国经济社会发展的重点方向作了权威解读。王总领事的讲话内容翔实、立意高远，引起与会人员的高度关注和积极反响。

随后，研究生院相关教授围绕东亚地区经济社会发展的多样性议题作了专题报告，并通过专题讨论形式，从比较经济学、社会政策及文化研究等不同视角，对多文化共生社会的构建路径进行了深入交流。主要报告内容包括：

• 《亚洲经济发展的多样性与动态——中国高速增长、日本成熟型经济与东盟新兴力量的比较分析》

• 《共生、共感与可持续的经济与经营模式》

• 《支撑技术与支撑社会——东亚地区福利工程的发展及其文化背景》

• 《构建可持续多文化共生社会的路径探索——基于外国居民视角的分析》

在交流讨论环节，与会人员围绕王总领事的重要讲话精神及相关研究议题进行了充分而深入的交流，进一步深化了对中国区域发展理念及多文化共生实践经验的理解，并就今后加强学术交流与合作交换了意见。

本次研讨会的成功举办，不仅充分展示了研究生院及附属研究所在相关领域的研究成果，也为增进对中国发展理念的理解、推动地区层面跨文化交流与合作、探索可持续共生社会建设提供了积极助力。