2015年3月8日日曜日

岩手県中国人会の理事として


皆さん、こんにちは、黒竜江省から参りました趙迪と申します。「光陰矢のごとし」の諺のように時間の流れは早いもので、富士大学での生活と勉強は4年になりました。忙しかったのですが、たくさんの収穫がありました。学生として勉強とアルバイトを両立しながら、岩手県国際交流協会の「いわて留学生大使」、岩手県中国人会の理事も兼任しました。

 さて、岩手中国人会の理事として、この一年間の活動について簡単に報告します。

l  「日・中・韓ジュニア交流協議会 岩手大会」

 824日から8月27日まで、「公益財団法人日本体育協会、公益財団法人岩手県体育協会、岩手県教育委員会、実施中央競技団体」が共催した岩手大会では、ボランティアとして日本語と中国語の通訳を担当しました。

l  「2014年ワン・ワールド・フェスタinいわて」

11月16日、岩手県民情報交流センターで行われた「2014年ワン・ワールド・フェスタinいわて」というイベントに参加しました。約20ヶ国の外国人が自国を紹介するブースがありました。私は岩手県中国人会のブースで国際交流センターから借りたチャイナドレスを着て、各国の人々に中国の文化を伝えました。このイベントによって世界が広くなり、相互理解ができる友達をいっぱい作りました。とても楽しい時間を過ごしました。

l  「一日領事館in盛岡」

11月24日、いわて県民情報交流センターで岩手県中国人会は、中華人民共和国札幌総領事館の李春首席領事と劉強領事が岩手県在住の中国籍、日本人のためにパスポート更新業務をはじめ、各種公証に関する手続きを行いました。会長と一緒にボランティアとして協力しました。

l  「日中友好中国人留学生とのクリスマス会員交流会」

12月6日、樋下建設のイベントホールでは、盛岡市日中友好協会が主催した日中友好、中国人留学生との「クリスマス交流会」があり、「草の根の日中友好を考える」について日本の皆さんと交流しながら、おいしい料理を食べました。私は岩手県中国人会の崔肃京会長と一緒に出席しました。最後に、皆と「大海啊,故乡」という歌を歌いました。

l  「2015年春節のお祝い」

 2015年2月21日、レストラン公会堂多賀で行われた日本中国友好協会創立65周年記念事業「2015・春節のお祝い」というイベントに参加しました。当日日本中国友好協会岩手県連合会の会長理事兼盛岡支部長理事、高橋秀逸さんが最初に挨拶し、私は岩手県中国人会の理事として岩手県中国人会肃京会長の春節祝賀会祝辞を代読しました。そして、皆と一緒においしい料理を食べながら太極拳を鑑賞し、アコーディオンと二胡の演奏を楽しみました。

 私たちは留学生というより、むしろ、日本と中国の架け橋だと思います。たとえ、中国と日本の間に、どんな誤解が存在したとても、国民一人一人が努力することによってお互いがよく理解できるだろうと思います。中日友好のために努力するとともに「岩手県中国人会の理事」としての経験を大切にして、いつでも、何処でも中日友好のかけ橋となって、頑張りたいと思っています。

岩手県中国人会は平素、たくさんの方々から格別のご指導と応援を頂いており、様々な困難を乗り越えながら、成長に励んでおります。理事として私は皆様に心から感謝致します。中国に「百聞は一見に如かず」という諺があります。何回も人から聞くよりも、自分の目で見たほうが確実であるということです。ですから、推測ではなく、実際に自分の目で見る日本こそ、真実の日本だと思います。 

日本の人々も、もし、中国を知りたかったなら、前に一歩進んで、真実の中国を見に行ってくださいというメッセージを、私は伝えたいと思います。いつか中国と日本は、兄弟のように親しくなると信じています。これも私たちの役目だと思います。これからも国際親善に尽くしたいです。

今年の4月から私は就職のために富山県に行きます。岩手県を離れますが、これからも引き続き岩手県の美しさと人々の優しさを皆に伝えたいと思います。

 

趙迪

201532

岩手県花巻市下根子450-3 富士大学にて
 
 

 
 

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