2014年2月28日金曜日
「岩手県中国人会の理事として」年間報告書
私は楊揚と申します。故郷は中国の安徽省六安市です。2011年4月に日本にまいりました。日本での生活と勉強はそろそろ3年になります。今年の3月14日、私は富士大学の大学院を卒業し、経済学の修士という学位を取ります。その後、中国に帰るつもりです。帰国後は自分の夢の実現のために努力し、とりあえず、金融関係会社で経験を積んで、将来は有名なビジネスマンになりたいと思っています。
日本での3年間は勉強しながらアルバイトをしていました。そのほかに「岩手県中国人会の理事」を務めて、2013年には「岩手県留学生大使」を委託されました。一生懸命卒業論文を作り、国際交流活動にも積極的に参加しました。日本での留学生活は充実だったと思います。
間もなく卒業しますが、その前にこの一年間の活動について簡単にまとめて報告します。
2013年5月26日、岩手県中国人会は盛岡市上田公民館で3年ぶりに「中華料理教室」を開催しました。講師は中国吉林省出身で、富士大学大学院の2年生の曹蓬です。曹さんがみんなに教えた料理は「春餅」という食べ物です。参加者は日本人11名、中国人会2名、富士大学4名、合計17名です。「うまいですね」「持ち帰って家族と食べます」「美味しい料理の作り方を勉強したので、今度は家で作ってみたいです」「日本の食材で中国の料理が作れたので、本当に楽しかったです」「今回初めて中華料理教室に参加しました。次回の料理教室を楽しみにしています」と、参加者からは感動の声で感想を述べました。
2013年8月4日、アイーナの6階で「いわて青年国際塾」が開催されました。講師の上村康子氏とジェームス·ホール氏は「今、留学の意義を考える」及び「英語のロジックで伝える」 について詳しく紹介してくれました。参加者は皆で留学の意義と、その後の人生での活かし方を話しました。また、英語のロジックに基づいた表現方法も学ました。
2013年9月22日、「アジアとつながろう!@アジア民族造形館 in 野田村」イベントが野田村で開催されました。イベント当日は、私はアジアからの留学生を代表としてアジア民族造形館で母国の文化を紹介しました。他の民族衣装も試着しました。アジアのお茶屋お菓子を食べながらアジアの民族音楽を聞きました。本当に楽しい一日でした。
2013年10月24日、「国慶節のお祝い会」という活動が岩手県労働福祉会館で開催されました。参加者は30人ぐらいで、祝賀会では岩手県日本中国友好协会盛岡支部部長高橋先生、岩手県中国人会会長崔粛京会長、富士大学留学生学友会会長劉智勇は挨拶の言葉を述べました。皆お酒を飲みながら互いに交流しました。特に岩手県日本中国友好协会の祝賀会に来られた一人のおじいさんが演奏した日本と中国の歌が印象深ったです。本当に楽しかった。
2013年11月24日、「花巻市国際フェア」が花巻市国際交流会館で開催されました。私は富士大学の中国留学生の代表として、自国の文化を紹介しまた。韓国からの留学生は韓国の海苔をつくりました。作った食べ物は皆で試食し、韓国の民族の歌「阿里郎」を歌いました。私も中国の伝統的美術であるヌンチャクを表演しました。
2013年11月30日、札幌総領事館の「一日大使館in岩手」が盛岡の上田公民館で開催されました。札幌総領事館の職員二人が岩手県に来られ、岩手県の在住中国人ために、パスポート更新業務をサポートしました。私は岩手県中国人会の理事として参加し、会場を整えたり、来場者を誘導したりしました。微力でしたが、誰かのために役に立つボランティア活動は本当に楽しかったです。
2013年12月7日、私は盛岡市つなぎ幼稚園のクリスマス活動に参加しました。私はサンタクロースをコスプレして、子供達に絵本を読みあげました。そして、皆さんにクリスマスプレゼントを配りました。子供達は非常に可愛く、その笑顔を見て自分も楽しくなりました。ありがどうございました。つなぎ幼稚園の先生と子供達との今回の交流は非常に貴重な体験でした。
2013年12月21日、私は盛岡市日中友好協会主催の「草の根の交流会」に出席しました。盛岡市日中友好交流協会の皆様と岩手大学、富士大学の留学生約50人が会場で「日中文化」、「外国語の勉強」、「留学感想」、「日中友好をどう進める」という内容で自分の考え方を交流しました。私も自分の感想を述べました。最後に、みんなで食事をし、カラオケも歌いました。本当に楽しかったです。
2014年1月25日、「外国人のみなさんに生活するために必要な知識・情報(住宅入居、外国人ネットワークなど)を学んでもらう」という趣旨で在住外国人向け通訳研修会が盛岡市で開催しました。日本賃貸住宅管理協会の先生からは「賃貸契約から入居、住まい方のルール」について教えて頂きました。外国人の高橋オフェリア氏、浅沼マリ氏、西村セシリア氏三人は外国人による外国人サポート活動について紹介しました。
2014年1月26日、定住外国人のみなさんに必要な防災知識を身につけさせるための「防災講座」が花巻市交流会館で開催しました。消防局からいらっしゃった先生は皆に心肺蘇生法とAEDの使い方を教えてくれました。更に、避難場所マップを使って自分より一番に近い避難場所を確認し、実際に119番にかける練習をしました。
2014年2月9日、えさし藤原の郷開園20周年記念愛着事業特別企画「新春交流会」が江刺で開催されました。岩手大学の留学生はソロモン諸島のダンスを表演しました。えさしの唱歌と童謡を歌う会は「冬の星座」、「花は咲く」、「奥州市民のうた」を歌いました。「恵方巻き早食い競争」ゲームで、私はチャンピオンになりました。江刺の「新春交流会」は面白かったです。
2014年2月23日、「日本語サポーター研修会」がアイーナの501室で開催されました。留学生はまず、4つのグループに分けてお互いに自己紹介をしました。次に、「最低限必要な日本語」、「初めて顔合わせ」、「日本語ここが難しい」、「実際にサポートするとしたら」という四つの課題を検討しました。今回の研修会を通じて私は「敬語の使い方」についてさらに深めたような気がします。
この一年間、私は「岩手県中国人会の理事」として様々な活動に参加し、「会」のブログを担当することで、情報発信に積極的にかかわりました。
その中で、苦労もあり、自分の貴重な時間を費やすこともありましたが、たくさん体験するチャンスがあったおかげで視野が広くなったような気がします。これについて私は、こういう機会を与えてくれた皆様に心より感謝しています。
私たちは平素、たくさんの方々からご指導、ご応援を頂いており、そのおかげで成長しています。また、皆様のご協力のもと「岩手県中国人会」のさまざまな活動を進めることができました。あと1か月で私は帰国します。帰国しても私は皆さんと一緒に頑張ることを約束します。
一緒に頑張って、日中友好の翼になりましょう。
2014年2月18日火曜日
岩手大学中国留学生学友会主催の「春節祝賀会」
2014年2月8日、ホテル東日本盛岡では、岩手大学中国人留学生学友会主催の「春節祝賀会」が開催されました。岩手大学、盛岡市日中友好協会、日本中国友好協会盛岡支部、岩手県国際交流協会、富士大学と各民間団体から200人が集り、留学生達と春節祝賀会を楽しみました。
岩手県中国人会では会長が祝賀会に出席し、来賓を代表して祝辞を述べました。以下は祝辞の内容です。
皆様、謹んで春節のお喜びを申し上げます。
今年の干支は馬で、馬は縁起が良いとされます。飛躍、成功を表すのに「馬到成功」という言葉があります。これは「馬が来てくれたからいいことがあるぞ!」という意味で、現在は相手の成功を祝福したい気持ちを表すための言葉として、午年になると必ず「馬到成功」が使われます。
さて、最近中日両国の間には、何かと暗いニュースが多いですが、私の周りには、明るいニュースがいくつかあります。身近な事例を挙げますと、現在勤めている富士大学経済学部の4年生の中国人留学生が、はじめて国際コミュニケーション英語能力テスト「TOEIC」で820点という高い点数を取ったとことです。もう一つは、昨年富士大学の中国人留学生が「外国人による日本語スピーチコンテスト」で2年連続最優秀賞をとったことです。
岩手大学の留学生も輝かしい成果を取っていると常に聞いております。
また、盛岡情報ビジネス専門学校日本語学科では、昨年東京大学の大学院に入学する中国人留学生を輩出しました。
こうした成果は、もちろん彼ら自身が一所懸命頑張ったところが大きですが、これは、指導教官をはじめ、生活の面倒をみている職員、なにかと温かくサポートしている地域のみなさんの協力何なしには、不可能だったと思います。
ここに、この機会をお借りしまして、留学生をはじめ、各分野で中国人を暖かくサポートする日本人の皆様には心より感謝の意を表します。本当にお世話になっております。ありがとうございました。
最後になりますが、改めてご来場のみなさんに新春のお喜びを申し上げます。
新春快楽、馬到成功!
祝 辞
皆様、謹んで春節のお喜びを申し上げます。
今年の干支は馬で、馬は縁起が良いとされます。飛躍、成功を表すのに「馬到成功」という言葉があります。これは「馬が来てくれたからいいことがあるぞ!」という意味で、現在は相手の成功を祝福したい気持ちを表すための言葉として、午年になると必ず「馬到成功」が使われます。
さて、最近中日両国の間には、何かと暗いニュースが多いですが、私の周りには、明るいニュースがいくつかあります。身近な事例を挙げますと、現在勤めている富士大学経済学部の4年生の中国人留学生が、はじめて国際コミュニケーション英語能力テスト「TOEIC」で820点という高い点数を取ったとことです。もう一つは、昨年富士大学の中国人留学生が「外国人による日本語スピーチコンテスト」で2年連続最優秀賞をとったことです。
岩手大学の留学生も輝かしい成果を取っていると常に聞いております。
また、盛岡情報ビジネス専門学校日本語学科では、昨年東京大学の大学院に入学する中国人留学生を輩出しました。
こうした成果は、もちろん彼ら自身が一所懸命頑張ったところが大きですが、これは、指導教官をはじめ、生活の面倒をみている職員、なにかと温かくサポートしている地域のみなさんの協力何なしには、不可能だったと思います。
ここに、この機会をお借りしまして、留学生をはじめ、各分野で中国人を暖かくサポートする日本人の皆様には心より感謝の意を表します。本当にお世話になっております。ありがとうございました。
最後になりますが、改めてご来場のみなさんに新春のお喜びを申し上げます。
新春快楽、馬到成功!
生け花教室
岩手県中国人会主催の生け花教室は、講師の古澤恵峰先生と山本智揚先生のご指導のもと、アイーナで定期的に行われており、会員に限らず多くの方が参加して生け花を学んでいます。
生け花に興味をお持ちの方や一度だけでも体験してみたい方は、岩手県中国人会宛にメールをお願いいたします 。
生け花に興味をお持ちの方や一度だけでも体験してみたい方は、岩手県中国人会宛にメールをお願いいたします 。
日中友好 中国人留学生とのクリスマス会員交流会
平成25年12月21日、樋下第2ビルにて盛岡市日中友好協会主催の「日中友好 中国人留学生とのクリスマス交流会」がありました。
交流会は第1部「シンポジウムで気軽にわかりあう」という宗旨のもと、「草の根の日中友好を考える」テーマで「中国文化と日本文化、岩手の風土と留学生活、中国語と日本語の学習、どう進める草の根の交流」等について率直に議論しました。
第2部では、みんなで楽しく飲んだり、食べたり、歌ったりしながらカラオケ、ビンゴ大会を楽しみました。最後にみんなで中国の歌「大海啊、故郷」、日本の歌「故郷」を熱唱しました。
この交流会には盛岡市日中友好協会、岩手県中国人会の会員と岩手大学、富士大学の中国人留学生約50人が参加しました。
交流会は第1部「シンポジウムで気軽にわかりあう」という宗旨のもと、「草の根の日中友好を考える」テーマで「中国文化と日本文化、岩手の風土と留学生活、中国語と日本語の学習、どう進める草の根の交流」等について率直に議論しました。
第2部では、みんなで楽しく飲んだり、食べたり、歌ったりしながらカラオケ、ビンゴ大会を楽しみました。最後にみんなで中国の歌「大海啊、故郷」、日本の歌「故郷」を熱唱しました。
この交流会には盛岡市日中友好協会、岩手県中国人会の会員と岩手大学、富士大学の中国人留学生約50人が参加しました。
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